
ABS指針とは?遺伝資源の取得と利益配分のガイドライン
ABS指針とは、遺伝資源の取得と利益配分のガイドラインであり、遺伝資源を提供する国と、その遺伝資源を利用する国との間の公正かつ衡平な利益配分を促進するために策定されました。
ABS指針の目的は、遺伝資源の取得と利用における公正かつ衡平な利益配分を促進し、遺伝資源の保全と持続可能な利用を確保することです。
ABS指針の概要は以下の通りです。
* 遺伝資源の提供国は、遺伝資源の取得と利用に関して主権と権利を有する。
* 遺伝資源の利用者は、遺伝資源を提供国に事前に同意を得なければならない。
* 遺伝資源の利用者は、遺伝資源を提供国と公正かつ衡平な利益を配分しなければならない。
* 遺伝資源の利用者は、遺伝資源の保全と持続可能な利用に協力しなければならない。
ABS指針は、遺伝資源の取得と利用における公正かつ衡平な利益配分を促進するための重要な指針であり、遺伝資源の保全と持続可能な利用に貢献しています。